園芸店ではおなじみのビオラですが、苗を作るのは意外と難しく私は何度か失敗しました。
ようやく安定して苗が作れるようになってきたので簡単な管理方法をご紹介します。
ビオラの苗を作るときのコツはズバリ
涼しい気温とたっぷりの日差しです。
これさえ気を付ければ、もともと丈夫な植物つなのでよく育ってくれますよ。
気にすべきは発芽の温度についてです。ビオラの発芽適温は15~20℃とやや低めです。
注意点として25℃を超えると発芽率が非常に悪くなります。
芽が出てしまえば、たとえ氷点下でも生きていける寒さには強い植物です。
種まきから花が咲くようになるまでは少なくとも3か月はかかるので、咲かせる時期から逆算する必要があります。
ビオラは晩秋から春の花壇を彩ってくれる存在。11月下旬には植えたいところなので、
逆算すると9月に種をまく必要があるのですが...
年 | 2024年 | 2023年 |
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最高気温 | 36度 | 34度 |
最低気温 | 17度 | 16度 |
これは東京都の9月の気温です。残暑が厳しく屋外で種をまくことはできません。
つまり冷房などの設備ない一般家庭ではあきらめて春から咲く苗を作ることが成功への道です。
10月最終週になると、25度を下回るようになるので、そのあたりで種をまくと失敗が少ないです。
この辺りに種をまいた場合、冬で苗の成長がゆっくりになるため、植え付けは3月頃になります。
結論から言うと日中たっぷり日差しが当たる場所でOKです。
ビオラは日よけをするという説明も見かけますが、これは高温を避ける目的で行うことが多いです。
今回の種まきの時期であれば、日差しも弱まっていますので、たっぷり日に当ててあげてください。
逆に日光が不足すると、徒長してひょろひょろになってしまうので注意です。
左側がビオラの芽です。食品トレーの底に3センチ間隔くらいで穴を開け、種まき用の土を使います。
種のサイズはイチゴの種より小さいくらい。
発芽には光が必要なので、ばら撒きした後、乾燥を防ぐためバーミキュライトを薄くかけます。
水やりは、バット等に水をはり、トレーごと沈めて底面から水をやり、水がいきわたったら取り出します。発芽までは乾燥させないように常に湿った状態にします。
発芽後は、葉が触れ合わないように何度か間引きしてやります。
本葉が出始めたら、水やりの際の水を薄めの液体肥料に変えます。
種まきから3週間ほどたった様子です。本葉が2,3枚ほどになったので、セルトレイに植え替えます。
底面にはしっかり根が張っているので、ベロっとはがすことができます。
苗を切り分けていきます。無理やり引き抜こうとすると苗が痛むので、カッターナイフで縦に切り分けるのが良いです。
セルトレイに切り分けたビオラの苗を移植していきます。割りばしで穴を作って埋めていくのがよいです。
作業風景です。作業に時間がかかるのでテーブルにビニールを敷いて作業するといいと思います。
セルトレイに移植が完了しました。十字に葉を広げているのはリナリアグッピーです。ビオラとほぼ同様に育てることができます。
2月下旬に植え付け、4月頃に満開になったビオラとリナリアです